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あがりには、司会の体験を


hakase  さまざまな会合やPTAの懇親会などで司会を頼まれると「私には出来ません、無理です」と断る人が多いですね。

 この司会への不安は、経験のなさからくる不安がとても大きいのです。人は誰でもやったことのないことや、過去に失敗をしたことへは大きな不安を持ちます。

 しかし、司会はあいさつやスピーチといった人前でまとまった話をするより、よほど楽です。時間配分とか雰囲気づくりなどといった難しい点はあるとしても、一般的な会合における司会は”案ずるより産むが易し”です。

 たとえあがりながら司会が始まったとしても、初めの「司会をつとめます○○○○です。よろしくお願いします」、まず、これだけ言い、そして「はじめに○○○○さん(様)、ごあいさつをお願いします」とつづけるだけです。

 声がふるえたり、足がふるえたりする間がありません。変になりそうなときには話すことを人にバトンタッチしています。

 そして、人が話をしている間、これが貴重なはたらきをしてくれます。呼吸は整えられるし、人前に立っていることに少しでも慣れてきます。

 スピーチや挨拶をする人は、こうはいきません。呼ばれて人前に立つなり、呼吸を整える間もなく、立っている雰囲気に慣れる間もなく話し始めなければなりません。これが緊張を高め、あがりの状態を作り出しているのです。

 人前に立って、何もしないでいられる間は、とても貴重です。あがりの人は司会こそ初めに体験しておくべきです。



agarilady1● ある人の体験談です。

 5月下旬にPTAの本部役員として司会をすることになりました。

 その役が来た時、何百人の前で、私にできるかなァとすごく緊張しましたが、その場になったとき、「これはステージ研修で司会の体験をやったのと同じ感じだ」と、気が楽になり、なんとか終えることができました。

 もし、司会の体験を一度もやってなくて、司会の話がきたら、あがりで緊張する私なので、必死に断っていたと思います。人前で話す体験や司会の体験をしていたから、この役を引き受けることができました。

 一年間の本部役員の仕事は、つらいときもありましたけど、今回の体験で一皮を破ったような感じがしてすごくよかったと思っています。
 

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公開日:
最終更新日:2014/09/18

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