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あがりの壁を破る


hakase  人前に立った時、緊張したりあがりという状態になるのは、自分でつくった壁が原因でもあるのです。それは”苦手意識”という心の壁です。

 本来は人には話す力が備わっていますから、この壁さえなければ緊張はしたとしてもそれなりに話せるはずです。あがり状態ではこの壁がとてつもなく大きく、うちひしがれるほかしようがなくなります。

 ある女性の方ですが、小学校のPTAの本部役員になったのですね。人前で話すことにはとても苦手意識を持っていました。ところが最後の締めくくりにPTA総会で司会をすることになったのです。

 いままでの彼女でしたら司会などどんなことがあっても断っていたでしょう。でも彼女は一度だけステージ研修に参加して司会の体験をしていたのです。

 その一度だけの司会の体験が彼女の不安を少し打ち消し、「やるしかない」と背中を押したのです。結果、無事やりこなせたのでした。



 もし、彼女が一度も司会の体験をしたことがなかったのなら、この壁をのり越えることはなかったでしょう。彼女はこのPTA総会の経験で、「わたしの殻が一枚破れました」という言葉で自分の状態を表現していました。

 つまり、彼女の心の壁が破れたのです。それは、たった一度の司会の研修体験によってです。自分の前に立ちはだかる壁は、とてつもなく大きいと思っていても、立ち向かってみれば案外大きくはなかったということです。

 あがりの壁を破るには、こうした挑戦が大きなはたらきをします。なにかの役が自分に来た時には、あなたにとって自分の壁を破るチャンスかも知れません。繰り返しのイメージトレーニングで体験は十分できます。

 壁を破ったとき、あなたは自信をとりもどした新しい自分を発見しているでしょう。
 

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公開日:
最終更新日:2014/09/18

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