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自分をコントロールするもの


hakase あがり症や高所恐怖症などといった自分の意思ではコントロールできない症状、状態があります。これは自分の意思の及ばない潜在意識の働きで起こっている症状であり状態だからです。

 過去の辛く悲しい出来事、惨めな思い、人から言われた言葉で傷ついた気持ちといった体験が心の深くにしこりとなって存在しています。これらの心のしこりは忘れられたかのように意識には上ってこないものもありますが、しかし私たちをコントロールしているのはこの潜在意識に横たわる心のしこりなのです。

 この心のしこりはそのままではなかなか消えません。あがり症がなかなか治りにくいのは、この心のしこりが解放されないからです。成功体験をつんで自分の意識が変れば、自然とこの潜在意識の中の思いも変っていきますが、自分を変えていく確かな方法に、この心の中に横たわる辛さ、悲しさ、惨めさといった感情をはきだしてしまう方法があります。



 これは、自分の中のしこりに心を向け、そのままの体験、それによって起こったところのむき出しの感情を信頼できる人に語るのです。自分の体験、それにともなう感情をわかってもらえ、受けとめてもらえるとき、心の中のしこりがとけていきます。しこりはこれを求めているのです。自分の辛さ、悲しさ、惨めさをわかってもらいたがっているのです。

kaiwa1 ただ、友達や家族といった人に会話のなかで語ってもだめです。だまって聞いてしっかり受けとめてもらうというプロセスが大切なのです。会話ですと単なる愚痴を語ったで通りすぎます。解放にはつながりにくいのです。また聞く人は、絶対に批判しないように聞く必要があります。

 たった一人でいいのです。ほんとうに聞いてくれる人ならば。心の問題は自分ひとりでは解決しにくいのです。人とのつながりの中で起こった問題は、やはり人とのつながりで解決するのが一番です。

 心のしこりがほどければ、重苦しさがとれ、あとは心に残る習慣性からぬけ出すだけです。人前で話す練習を行っていきましょう。
 

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公開日:
最終更新日:2014/09/18

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