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対立心も原因の一つ


 
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 私たちは幼い頃から競争社会、比較社会のなかで育まれてきています。その一方、協調が大事とも教えられて育ってきました。

 この二つは相反します。矛盾を含んでいるんです。ですから私たちは知らず知らずに、心に歪を抱えていることになります。

 この歪が私たちを苦しめているんです。人と協調しながら、片方で人と競争する。矛盾ですね。そして、知らず知らずに対立する人を作っています。

 自分に対立する人がいることで、協調していない自分を無意識的に責めます。「私は心が狭い人間だ」と。

 自分と対立する人がいると、緊張します。PTAのお母さん方が、懇談会で苦手なお母さんがいるだけでいっぺんに緊張するということをよく耳にします。

 そしてそう思う自分を自己嫌悪もしているんです。あがり症は家族や自分を受け入れてくれている人の前では起こりません。

 自分と協調関係にない人たちの前、とくに対立する人の前ではいっそうあがるんです。

 あがり症は心の歪みの一つですから、それを自己嫌悪感などで増幅させるとさらに悪化します。

 このことを意識しないで、苦手な人がいると「あっ、いやだな」と思ってしまいますが、これがあがり症によくないんです。

 対策法は、「対立心をやわらげる」をご覧下さい。



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