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インナーチャイルドに要因


l-31a 私たちは生きていくうえでさまざまな体験をします。そうした体験のなかで幼児期や成長期の体験はいくつになっても心の働きの大きな部分を占めます。

 そのなかで、自分の行為や心を無意識的にコントロールするほどの重要な体験をインナーチャイルドといいます。自分の中にいつまでも子供の自分が居つづけているのです。

 父や母やまわりの大人たちから投げかけられた言葉や行為は、子どもの心に影響を与えます。子どもが傷つき、悲しみ、つらさを味わう出来事は、心の深くに押し込んで忘れようとします。でも消えることはなく、負のエネルギーとして自分の行為や心をコントロールします。これを心の抑圧といいます。

 こうした時期に、話すことへの抑圧を経験しますと、話すことへのプレッシャーになります。「そんな話し方をしては駄目でしょ!」「なにバカみたいなことを言ってるの!」あるいは、「もっと大きな声を出しなさい!」とか言われて育った子どもは、話すことへの劣等感をもつことになりかねません。


 これが何かのおりにあがりという症状を引き起こします。心の底に話すことへの不安の種があり、ある時期に芽を出すのです。

nastumoyou2 これは無意識的な働きですから、自分で気づき、はっきりとした意識にのせていけば、心の抑圧は小さくなっていきます。

 私たちにとって最も大切なのは、話すことが楽しいと感じることなのです。幼い頃、自分の話をじっくり聞いてもらった人は、話す楽しさを身につけています。この体験が乏しい人や、自分の話を否定的に受け止められた人は、話すことへのプレッシャーをかかえ込みます。

 人生は得られなかった体験を求める働きをしています。幾つになってからでも遅くはありません、誰かに自分の話をじっくり聞いてもらう必要があります。
 話す楽しさを知れば、自分が変わります。
 

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公開日:
最終更新日:2014/06/05

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