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自分を変える・・感情の放出


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 話し方教室であがり症から解放された人の体験を載せています。その人のあがり症になった原因や、自分を変えた要因を参考にしてください。

 感情の放出1

 
 人は内に溜めたつらく惨めな体験からくる感情は、外へ向かって表現しないかぎり消えることはありません。その感情にフタをして思い出さないようにすれば、抑圧された感情となり、自分の人生に大きな障害をもたらします。

 ある女性なのですが、高校1年生のときに担任からのいじめをうけ、それ以後8年間の引きこもりになってしまったのです。彼女は一人でがんばり通信教育で高校と大学の卒業資格をとりました。

 大学院に入学したく上京し、予備校に入ったのですが、長い間の引きこもりで人と話すことにすっかり自信を失ってしまっていたのです。自信を失うどころか過去の体験が障害となり、人と話すことへ恐怖すら感じていたそうです。

A-1l しかし、ステージ体験が彼女を変えました。初めてのステージで彼女は泣きながら自分の思いを話したのです。「私は、あまりにも重い体験だったので今まで誰にも話したことは無かったのですが」と前置きして、引きこもりだけでなく自分が摂食障害にもなっていたことを話されました。

 自分の心の奥に留めた感情や思いを話すと心は軽くなります。話すことは放すことなのです

 その後、郷里で大学院に入学した彼女からのメールです。
 「人前で話すことがとても怖くて自分にも自信がなかった私ですが、浦和教室でのスピーチの練習や、発表会で皆さんの前で自分の過去を話した(皆さんの前で泣いてしまいましたが)という体験は、私にとって大きな第一歩となりました。

 この度大学院入試が無事に終わり、地元の大学院に合格することができました。試験の面接では今までのような話すことへの恐怖感はなく、言葉は下手でしたが自分の入学したいという気持ちを面接官に伝えることができたと思います

 

 感情の放出2

 
 見学にいらした女性の中で印象深い人がいます。体験で前に出て話してもらったのですが、その時、ためにたまっていた感情が噴出し「もう限界なんです」と人目もはばからず大泣きで話された方がいます。

ak-1 あるカルチャーの講師をされていた方なのですが、人前で話すのが苦手なのに仕事柄話さなければならないつらさに耐えていたのです。

 彼女と親しく話しているうちに、彼女のもう一つのつらさが見えてきました。
 健康を指導するインストラクターなのに、自分自身がひどく健康を害しているところを持ち、さらに隠れた喫煙者だったのです。仕事では自分の実像を隠していたのですが、次第にそのことが彼女を苦しめていったのです。 

 人は包み隠さず話すと気持が楽になります。彼女のあがり症からの解放は早いものでした。ホールでの発表会では落ち着いた司会をこなし、スピーチも全然あがることなく自然体で見事にこなしたのです。

 彼女があがり症から救われたのは、自分の心を解放したからなのです。心にやましさを抱えて人前に立つと、無意識的に人に見抜かれるんじゃないかと怯える心が働きます。怯えないまでも堂々とした自信がもてないのです。これがあがり症の一つの正体です。

辛く惨めな感情や後ろめたい思いは自己否定となり、人前に立った時、ことさら不安や緊張をもたらします。マイナスの感情は放出し、心を正しくする、それがあがり症から解放される一つの道です
 

次は 場の働き

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 インナーチャイルド



公開日:
最終更新日:2014/06/05

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