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イメージトレーニング法


agrimodelk あがりという症状は自分の脳にインプットされた一つの想念ですね。この想念を「あがらない自分」に変えていくのが、あがり症からの克服という作業です。

 そのやり方は様々あります。催眠療法、カウンセリング、薬による動悸抑制療法、あるいは私たちの話し方教室で行っている成功体験による克服法。
 
 いずれも「自分はあがらないんだ。大丈夫だ」という想念に変えていくことで治しています。

 ここに自分で自分の想念をコントロールしていく方法があります。

 イメージ・トレーニング法です。スポーツ選手などの訓練や、メンタルの強化など最近大変重要視されている方法です。これは一種の自己暗示法です。脳に擬似体験をさせるのです。

 現在、各界で行われているイメージ・トレーニング法のおおもとは、ドイツのシュルツ博士が創設した『自律訓練法』です。

 この自律訓練法を取り入れたSEIWA式あがり症を克服するためのイメージ・トレーニング法を紹介ます。はじめのうちは雑念ばかりではかどらないかも知れませんが、あせらず始めてください。
 

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あがり症を克服する
イ メ ー ジ ト レ ー ニ ン グ 法

   一人静かに居られる場所で行います。
   慣れるまでは数分で終わり、何度か繰り返す。
   食後はさける。あまり集中できません。

第一段階ウデガオモイ (腕が重い)

姿勢  腰かけ姿勢 (ゆったりと楽に椅子に座る)手は膝の上に軽く置く。
準備  呼吸に意識を集中(数回)、体全体の力を抜き全身をリラックスさせる。
開始  右ウデガオモイ・・・・右ウデガオモイ・・・・左ウデガオモイ・・・・
      と心の中で繰り返す。
終 り  そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
       (チカラガヨミガエル)と心で繰り返す。

   雑念は出るにまかせます。
   手のひらは上向きでも下向きでもかまいません。
   『ああ腕が重いなあ、それに気持が楽になった』と実感出来たら第一段階は終了。
   どの段階でも、終りの動作は極めて大切です。省略すると目まい、吐き気がします。
 

第二段階ウデガアタタカイ (腕が温かい)

第一段階から始めて、『腕が重い』感じがしてきたら、次へ進みます。

開始  右ウデガアタタカイ・・・右ウデガアタタカイ・・・左ウデガアタタカイ
・・と心の中で繰り返す。
終 り  そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
       (チカラガヨミガエル)と心で繰り返す。

   手のひらに温かさを感じだします。
   『なんて気持がいいんだろう』といった解放感が実感出来たら第二段階は終了。
 

第三段階シンゾウガキソクタダシクウッテイル
(心臓が規則正しく打っている)

第一段階から始めて、『腕が温かい』感じがしてきたら、次へ進みます。

開始  シンゾウガキソクタダシクウッテイル・・・・・・シンゾウガキソクタダシクウッテイル・・・・・・と心の中で繰り返す。
終 り  そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
(チカラガヨミガエル)と心で繰り返す。

   息を吸い込んで下腹にちょっと力を入れると、心臓の鼓動を感じやすくなります。
   心臓の鼓動に意識をゆだねます。
   ここまでくると、かなり深いトランス状態に入ったのを感じます。
   どの段階でも、まわりの音とか状況はある程度入ってきます。
   ここまでは自律訓練法です。
   第一・第二・第三段階が充分体感できていなくても、かまわず進んでください。
 

イメージ段階自分が話している場面をイメージします

第三段階から次ぎへ進みます。

開始  場面をイメージします。自分が出て行くところから順番にイメージし、
現実であるかのようにイメージを進めます。
ポイント1 ざわめき、拍手などもイメージします。大切なのは話終えた悦びの感情
です。脳はこの感情をインプットします。
ポイント2 あがっているイメージが出たら、心で『ない!』と否定します。
終 り  そっと目をあけ、大きく伸びをし深呼吸をする。
(チカラガヨミガエル)と心で繰り返す。

   いちばんいいのは、このイメージ体験を壊さないうちに、眠りにつくのがいいと言われています。意識の奥深くに印象づけるのです。眠る場合はトレーニングの終了動作をしてから眠りに入ってください。
 
 

次は 暗記をしない



公開日:
最終更新日:2014/06/05

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