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不安や恐れから心をそらさない


tyourei2 2012年1月の読売新聞に興味ある記事が載っていました。

 米シカゴ大学の研究チームが、米科学誌サイエンスに発表した研究成果です。

 この研究チームは、87人の生徒を二つのグループに分け、2回数学のテストを実施しました。2回目のテストの時は、いい成績をとれば報酬を与えるというプレッシャーをかけ、できるだけ緊張感を高めました。

 一つのグループには、テストの直前10分間、静かに着席をして試験と無関係な日常の出来事を書くように指示した。

 もう一方のグループには、テストの直前10分間、静かに着席をしてテストの気持ちを書くように指示した。



 結果、テストの気持ちを書くように指示されたグループは、1回目より成績が向上。中でも「怖い」とか「間違えそうだ」など自分のその時の不安な気持ちを書いた人の向上が目立った。

 同様のの実験を、高校の最上級生106人を対象に行ったところ、ほぼ同じ結果だったという。研究チームは、「試験前の作文には、過去のつらい体験を文章にして心の傷をいやす心理療法と似た効果がある」と推測しています。

 これで言えるのは、人前で話す場面でも、自分の不安や怖れから心をそらそうとしたり、平気を装ったりしないで、しっかり自分の不安、怖れ、緊張感に向き合っていた方がいい結果が出せるということですね。

 そして出来れば、そのときの気持ちを手帳などに書いたり、隣の人に「とても緊張してるのよ」などと語りかけたりすればいいですね。
 

次は 話し方の基本を身につける



公開日:
最終更新日:2014/08/07

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